2015/9/29 11:30

『ツイン・ピークス』の“ログレディ”役で知られるキャサリン・コウルソンが71歳で死去

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デヴィッド・リンチ監督が手掛けたテレビシリーズ『ツイン・ピークス』でログレディ役を演じ、米テレビ局ショウタイム版の新作への復帰が予定されていた女優のキャサリン・E・コウルソンが、9月28日(現地時間)朝に癌により死去した。71歳だった。

「私達は皆、深く悲しんでいます。彼女はそれだけ多くの人に多くの意味がある人物でした」と、コウルソンの死を確認した代理人のメアリー・デンジャーフィールドは語った。

カメラ助手としても従事していたコウルソンは、『ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間』でログレディを再演し、最近ではテレビ番組『Portlandia(原題)』や映画『Radwood Highway(原題)』にも出演していた。

リンチは次のようにコメントしている。「今日、私はもっとも親しい友人の1人を失いました。コウルソンはいつも彼女の友人たちのためにそこにいて、彼女の家族、彼女の仕事、すべての人への愛にあふれていました。彼女は一生懸命働いていました。彼女は素晴らしいユーモアセンスがあり、笑うこと、人を笑わせることが大好きでした。彼女はスピリチュアルな人物で、長時間の超越瞑想ができる瞑想家でした。彼女こそがログレディでした」

コウルソンは1977年のリンチのデビュー作『イレイザーヘッド』で監督助手を務め、そこで丸太を持ち歩く女性キャラクターのアイデアについての議論が始まった。彼女はマーガレット・ランターマンのキャラクターについて「ショウの中で唯一普通の人」と述べ、「ポンデローサマツの木にトラウマと愛着を持つ人」と形容していた。ABCのテレビシリーズ『ツイン・ピークス』は1990年から91年まで2シーズンに渡って続いた。

コウルソンは、リンチが1974年に手掛けたショートフィルム『The Amputee(原題)』で、両足を切断した肢切断患者を演じている。

コウルソンが昨年12月に米フィラデルフィアで開催されたイベントに登壇した時、米ウォール・ストリート・ジャーナルによる取材で、『ツイン・ピークス』新作での彼女のキャラクターについてリンチから何か提案があったかという質問に、「リンチは、サステナブル(持続可能)な林業について語るべきだと提案してきたわ」と語った。

コウルソンは、『スタートレックII カーンの逆襲』『Modern Romance(原題)』『栄光のエンブレム』『ナイト・オン・ザ・プラネット』でカメラ第一助手あるいは第二助手を務めた。

出生地であるオレゴン州アシュランドに戻ったコウルソンは、オレゴン・シェークスピア・フェスティバルにて『8月の家族たち』『空騒ぎ』『ハムレット』『シカゴ』など多数の作品に出演した。ほかにも『Major Barbara(原題)』『エレファント・マン』『三文オペラ』の舞台に出演している。

コウルソンは、『イレイザーヘッド』や『ツイン・ピークス』に出演したジャック・ナンスと結婚して離婚し、その後マーク・シュリンスキーと結婚して1人の娘がいる。


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