2016/3/17 12:00

『Concussion(原題)』(4/5点)レビュー【ひろゆき】

こんにちは。ひろゆきです。今回レビューする『Concussion(原題)』ですが、日本公開は決まってないようです。良い映画ですけど、日本では公開未定ですし、世界的にも売り上げはあんまり高くないと思います。日本公開予定の映画に関しては、あんまり内容に触れないようにレビューを書いているのですが、今回は内容に触れていくので、海外で見る予定のある人とかは読まないほうがいいかもしれないです。

相撲の力士が短命なのはわりと知られていますが、長期間のスポーツは身体にダメージを与えるというのは、日本ではわりと知られるようになった昨今です。『Concussion(原題)』は、アメリカで大人気のフットボールの選手が実はそういうリスクがあるというのを、たまたま知ることになってしまった解剖医のお話です。

日本にいると、フットボールがどれくらい人気なのかを知る機会は少ないですが、どんなんかというと、毎年行われるフットボールの優勝決定戦は『スーパーボウル』と呼ばれるのですが、アメリカのテレビの年間高視聴率を毎年取ってるのは、だいたい『スーパーボウル』です。日本だと紅白歌合戦だったりしますが。。。

2016年の視聴率は46.6%で、アメリカ人の2人に1人は『スーパーボウル』を見ているわけです。もちろん勤務中の人もいたりするのですが、勤務中でも見ちゃってたりするわけで、その時間のアメリカ人は、働いてるか『スーパーボウル』見てるかのどっちかをしていると思って間違いないです。とんでもない視聴率なので、CMの値段も高額で、30秒で4億円以上と言われています。

そんな経済効果がアメリカ中に起きているフットボールが、実は危険なスポーツで、「フットボールが原因で選手が死んでるよ」ってのを証拠付きで論文で発表しちゃった人がウィル・スミス演じる主人公ベネット・オマルです。

ベネット・オマルは、アフリカのナイジェリアからの移民なんですが、解剖医として勤務していて、有名選手だったマイク・ウェブスターの遺体解剖を担当したのですね。そして、その後、テリー・ロング、アンドレ・ウォーターズなど別の選手の解剖を担当して、同じ症状だったことから、頭部への長期間の衝撃が幻聴や記憶障害や鬱病を引き起こすという論文を発表しました。

んで、そんなことを認めるわけにいかない全米フットボール協会がいろんな嫌がらせをするのですが、上司がFBIの取り調べを受けて、起訴されたり、ベネット・オマルは仕事を辞めることになったりするわけです。。。

ってなお話なのですが、実話なんですよね。これ。

そんなわけで、フットボールが好きな人にはスゲー嫌な話なわけです。んで、アメリカ人は、フットボール大好きなので、この映画はうまく行かないだろうなぁ、、と。

世の中には、いい映画なんだけど、興業的に上手くいかなかったり、日本に来なかったりというのがちょこちょこあるんですよ。。というお話でした。

『Concussion』(原題)
★★★★☆ 4点

出演 ウィル・スミス
監督 ピーター・ランズマン

以下、評価基準の説明です。

評価が高くなるポイント
・記憶に残るシーンがある
・いい意味で予想を裏切られる
・感想を人に話したくなったり、他人の感想が見たくなる

映画の評価は、「蕎麦とうどん、どっちが好きか?」みたいなものなので完全に個人の趣向です。

脚本の面白い映画が好きで、恋愛映画とか面白くないと感じるおいらなので、恋愛映画好きな人は評価はアテにしないほうがいいと思います。おいらの評価が高かったとしても、つまらないと感じる映画もあるでしょうし、逆も然りです。また、レビューはあんまり内容に触れないようにしています。

予告編を見ちゃって、ある程度内容がわかっちゃうと映画の面白さが減ってしまうと考えている派なので、おいらの趣向を信じて、時間とチケット代に投資できる人向けです。。。

5点:お勧めTOP100映画
4点:人によって面白く感じなくても、どこが面白いのか説得出来る映画。
3点:人によって評価が分かれる映画。
2点:面白くないか失望した映画。
1点:いまだ現れず


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