モーターヘッドのレミーが70歳で死去
モーターヘッドのボーカル兼ベーシスト、レミーとして広く知られたイアン・フレイザー・キルミスターが、12月28日(現地時間)にロサンゼルスにて、癌のため死去した。70歳だった。
モーターヘッドは公式のフェイスブックページでレミーの死を認めた。「うまく伝えるのが難しいけど、力強く気高い我々の友人レミーが、侵襲性が非常に強い癌との短い闘病の末に、本日亡くなりました。レミーは12月26日に病気のことを知り、常連のバーであるレインボーから通りをずっといったところに最近家族と建てた自宅で、お気に入りのゲームをしながら過ごしていました。このショックと悲しみを表現することはできず、言葉がありません。数日経てば、もう少し何かを伝えることができるでしょう。だけど今はただ、モーターヘッドの音楽を大音量で聴いて欲しいのです」
この英国人ミュージシャンは、1972年から1975年までホークウインドのメンバーとして活躍し、その後、ヘヴィメタルバンドのモーターヘッドを結成した。モータヘッドの最もヒットした楽曲は、1980年の『エース・オブ・スペーズ』である。
レミーは何年にもわたって毎日ジャックダニエルのボトルを飲み干していたと語り、ドラックとアルコールの驚異的な消費量は世間にもよく知られていた。しかし、ここ数年は、ついにそれを控えるようになったと言われていた。
ラジオパーソナリティのエディ・トランクが最初にこのニュースをツイートした。
Sorry to report that I have confirmed Lemmy @myMotorhead has passed away just now at the age of 70. RIP to a true original icon of rock.
— Eddie Trunk (@EddieTrunk) December 29, 2015
- 元記事著者:Andrew Barker
- 翻訳者:Variety Japan
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