2015/11/30 08:00

レオナルド・ディカプリオ、映画『レヴェナント:蘇えりし者』は最も困難な撮影だったと語る

レオナルド・ディカプリオは、映画『レヴェナント:蘇えりし者』での過酷な撮影環境について、「今まで私たちが経験した中で、最も困難な撮影だったと思う」と、述べている。

ディカプリオは、11月23日(現地時間)の夜、ビバリーヒルズのサミュエル・ゴールドウィン・シアターで行われた映画上映後の質疑応答でそう明らかにした。米20世紀フォックスとニュー・リージェンシーは、今年最も期待される映画のひとつである同作を、映画関係者およびマスコミに向けて11月22日と23日(現地時間)に数箇所の映画館で試写上映した。

ディカプリオは、製作関係者たちは長期間にわたり舞台のように繰り返し稽古をしていたと語った。なぜなら、カメラの動きが複雑で、また、美しく輝かしい自然光を捉えるために各日たったの90分しか撮影できないこともしばしばあった、とシネマトグラファーのエマニュエル・ルベツキについて語った。

アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督は、同作の撮影について、1カットが数分間に及んだり、しばしばマイナス気温の中で撮影が行われたりするなど非常に過酷な環境であったことに加えて、「条件はいつも私たちに不利だった」 「僕はメキシコシティ出身の南国育ちだから、この寒さは大きなチャレンジだった」と、語った。

マーク・L・スミスとともに脚本を手掛けたイニャリトゥ監督は、先週同作を完成させたばかりだと語った。イニャリトゥ監督は、5年前から撮影の下見を始め、前もってすべてのロケーションを把握していた。それは、この撮影が困難になることを分かっていたからだ。

ディカプリオは、同作はとてもわかりやすい物語だが、瀕死の主人公を置き去りにした人々を追い詰める物語の中に、「詩のような優雅さを見つけたかった」と、述べた。ディカプリオは、映画の撮影ではしばしば物語を解釈する作業に多くの時間を割いてしまうため、準備に費やした数ヶ月は非常に貴重であった、と語った。特にディカプリオ演じるキャラクターは多くを語らないため、前もって話し合いができたことは素晴らしいことだったと語り、「まるで無声映画を演じているようだった」と、続けた。

同作の複雑で印象的なサウンドを表現しているのは、マーティン・ヘルナンデスとランディ・トムの2人である。ヘルナンデスは、長い間イニャリトゥ監督と共に仕事をしており、映画製作者はイメージよりもサウンドに突き動かされるもので、イニャリトゥ監督は、自身が欲求不満の音楽家であることを認めた。イニャリトゥ監督は、奇妙な音楽の混ぜ合わせを作り上げたブライス・デスナー、カールステン・ニコライ、坂本龍一の3人の作曲家たちに敬意を表した。

トムは、撮影後の編集作業にも加わり、熊が襲撃するシーンの音響のすべてを任されたと語った。トムは、この印象的なシーンに1ヶ月を費やした。トムの使命は、できる限り本物に近いサウンドを作り出すことであり、このようなサウンドを大げさに作ることは簡単だが、熊の攻撃と同じくらいに鋭いサウンドを作るのは非常に難しいと語った。

質疑応答には、プロデュースを手掛けたメアリー・ペアレントとアノニマス・コンテンツのスティーヴ・ゴリン、また、俳優のウィル・ポールター、フォレスト・グッドラック、アーサー・レッドクラウドも出席した。『レヴェナント:蘇えりし者』は、米20世紀フォックス、ニュー・リージェンシー、アピアン・ウェイ、ラットパック・エンターテインメントによる製作となる。


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  • 元記事著者:Tim Gray
  • 翻訳者:maya
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