2015/11/18 16:00

『ハリー・ポッター』のダニエル・ラドクリフ、ウォーク・オブ・フェームのスターを獲得

Daniel Radcliffe You Shall Know Your

ハリー・ポッターを演じた男の子が、次のステージへと動き出した。

この話題は2015年11月10日の本紙ヴァラエティに最初に掲載されている。購読はこちら。

映画『ハリー・ポッター』の原作者であるJ・K・ローリングがシリーズの続編を公開しようとしているにも関わらず、ダニエル・ラドクリフはその近況を知らないという。

ラドクリフは「私は“呪われた男の子”にとても興味がありますが、本来なら大きく変わらなければならない時期に、素のままで何もせず来れたのは奇妙なことだと思います。私はもうあの世界に属してはいませんし、そうあるべきでもありません」と語った。

26歳のラドクリフは、映画『Victor Frankenstein(原題)』の全世界に向けたプロモーション・ツアーの途中だ。同作品で彼は、フランケンシュタイン博士が怪物を作るのを見届ける相棒のイゴール役を演じる。

米20世紀フォックスが11月25日に米国で公開するラドクリフの最新映画『Victor Frankenstein(原題)』は「ホラー映画ではありません。もとはフランケンシュタインというホラー作品ですが、現代的なアレンジによって、心理的な恐怖は無くなっています」(ラドクリフ)という。

プロモーション・ツアー期間中の11月12日、ラドクリフは、ロサンゼルスのハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム(業界で活躍した人物の名前が彫られた星型のプレートが埋め込んである歩道。ハリウッド大通りとヴァイン通り沿いにある)にスターを受け取りに立ち寄った。

ラドクリフはスターについて「本当に信じられない名誉です」と語った。「私たち(英国人)は『ハリー・ポッター』について褒められると困惑してしまう国民性があります。だから初めは驚きましたが、すぐに感謝の気持ちを抱きました。このウォーク・オブ・フェームは、映画やテレビ業界で働く人の20%しか到達できない場所であり、驚異的なことです。このパネルが撤去されることがあるのかどうか知りませんが、今後、私がどんな間違いを犯したとしても、撤去されることはないでしょう」と、芸能界の多くの子役がたどる悲運から何とか逃れ、成人への道をたどるラドクリフは話した。

「とてもはかない産業ですが、このスターには永遠のような確かさを感じます」(ラドクリフ)。彼はハリウッドのTLCチャイニーズ・シアターの前で、映画『ハリー・ポッター』で共演したエマ・ワトソンとルパート・グリントと共に、手形と足跡を永遠のものにしている。

ライオンズ・ゲートが来年米国で公開する映画『Imperium』の主演の仕事を10月に終えたラドクリフは、そのストーリーの中心が、テロ組織を暴くために正体を隠して潜入するFBI捜査官にあると明かした。

ラドクリフは「主人公が最も優先するのは、捜査官の正体がテロリストにばれないこと以上に、法律を犯さないことです。証拠を得るために法を破れば、証拠能力が失われてしまうからです。私がこのストーリーで好きなのは、これが覆面捜査官の交渉についての映画であり、(自分の役柄が)自分の頭脳によってテロリスト集団を終わらせるところです」と語り、「この脚本の好きなところは、アクション映画であるにもかかわらず、最初の3分の2で語られる彼の超人的な能力は“頭脳”であるという点です。主人公は頭の回転が速いという設定であり、射撃の名手や格闘家などではないのです」と続けた。

ロンドンのウエスト・エンドにおける舞台『Equus(原題)』で本格的な舞台デビューを果たし、続いて昨年、ブロードウェイで上演された舞台『The Cripple of Inishmaan(原題)』に出演したこの俳優は、良い脚本があればぜひ舞台に戻りたいと語った。

将来、ラドクリフはカメラの後ろ側にも行きたいという。

「いつかメガホンをとってみたいと思います。素晴らしい監督たちと共に仕事をし、彼らから多くを学び、違ったスタイルのあり方を見てきたので、ぜひ実践してみたいのです」(ラドクリフ)。

現在のところ、彼は俳優業とチャリティ事業で忙しい。ラドクリフは、自らが支援しているトレバー・プロジェクトのことになると熱く語り始める。トレバー・プロジェクトは1998年に設立され、10代のLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)の自殺を防止する活動に取り組んでいる。

「私の人生はとても恵まれています。よく18、19歳の頃にそう言っていたものですが、さらなる好運は、人々の人生を変えることができるこのチャリティに出会えたことです。ただし、この素晴らしい仕事をしているのは私ではなく、チャリティで働いている人たちであり、功績は彼らのものです」(ラドクリフ)。


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