2015/11/12 15:00

【独占記事】米アマゾン・スタジオ、話題作『The Neon Demon(原題)』の配給権を獲得し、2016年夏に米公開予定

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現在アメリカのサンタモニカにて開催中の世界有数の映画見本市、アメリカン・フィルム・マーケット(AFM)にて、米国の映画界で最も意義ある契約のひとつがまとまった。米アマゾン傘下のコンテンツ制作会社である米アマゾン・スタジオは、ニコラス・ウィンディング・レフン監督の待望作『The Neon Demon(原題)』の配給権を獲得し、2016年夏に米劇場公開を予定している。

『The Neon Demon(原題)』は、エル・ファニングが主演し、キアヌ・リーブス、クリスティナ・ヘンドリックス、ジェナ・マローンが出演する。エッジの効いた同作は、フランスの映画製作会社ゴーモントとワイルド・バンチにより共同製作中で、両社は、2013年のカンヌ国際映画祭に出品されたレフン監督の前作『オンリー・ゴッド』でもチームを組んだ。

ゴーモントとワイルド・バンチは、『The Neon Demon(原題)』の製作で共同融資を行い、海外配給権のセールスを共同で行っている。フランスでは、マニュエル・シッシュ率いるジョーカーズフィルムが、ワイルド・バンチとゴーモントと共に同作を配給する予定だ。

『The Neon Demon(原題)』は、ロサンゼルスに越してきたあるモデル志望の女性が、彼女の持つあらゆるものを奪おうとする美に取り憑かれた女性たちによって若さと生命力を貪られてしまう、というストーリーだ。

レフン監督は、「ある朝、僕が起きたら、女性たちに囲まれ支配されていることに気づいた。そして奇妙なことに、突然、凶暴な美についてのホラー映画を作りたいという衝動が起こった」と、同作を製作するきっかけについて語った。

同作は、レフン監督のパートナーであるレネ・ボーグルム(映画『ヴァルハラ・ライジング』、『オンリー・ゴッド』)が、デンマークのスペース・ロケットのもとでプロデュースを手掛ける。

レフン監督は、ライアン・ゴズリング主演の映画『ドライブ』で、2011年の第64回カンヌ国際映画祭の監督賞を受賞し、カルト的な地位と大成功を収めた。レフン監督の過去の作品には『プッシャー』、『ヴァルハラ・ライジング』がある。

『The Neon Demon(原題)』では、レフン監督のいつもの制作チームである、編集のマシュー・ニューマンと作曲家のクリフ・マルティネスが参加している。『奪還者』のシネマトグラファー(映像監督)を務めたナターシャ・ブライエは、制作メンバーの要である。

この契約は、ゴーモントのセシル・ガゲとワイルド・バンチのヴァンサン・マラヴァル、キャロル・バラトンがレフン監督に代わり交渉をおこなった。

米アマゾン・スタジオは、プロデューサーのテッド・ホープが指揮をとり、オリジナル映画の劇場公開とアマゾンプライムのインスタントビデオでの先行配信を行うために6月に発足した。1年間に最大12作品の映画をプロデュース、配給することを目標とし、クリステン・ウィグ主演のダーク・コメディ『Desired Moments(原題)』と、スパイク・リー監督の『Chi-Raq(原題)』が米アマゾン・スタジオの候補作としてすでにあがっている。


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