2018/4/23 08:16

ラース・フォン・トリアー監督、カンヌ国際映画祭への出入り禁止解除へ

  1. 2011年のヒトラーとナチスに関する衝撃的なコメント以降、長い間カンヌ国際映画祭から追放されていたラース・フォン・トリアー監督について、4月17日(現地時間)にカンヌ国際映画祭総代表のティエリー・フレモーは、その状態もまもなく終わりを迎えるかもしれないと語った。

フランスのラジオインタビューでフレモーは、話題のデンマーク人監督フォン・トリアーの新作映画『The House That Jack Built(原題)』をカンヌの公式ラインナップに加える道を開くために、再びトリアー監督を歓迎する準備があると語った。2011年の記者会見でヒトラーについて、“何かが間違っている”、“ヒトラーに共感できる”と語り記者を驚かせて以来、トリアー監督は7年間カンヌ映画祭に現れなかった。その後、映画祭はトリアー監督をペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)と宣言した。

フレモーは、トリアー監督と『The House That Jack Built(原題)』がカンヌに来るかもしれないと遠回しに語った。フレモーは、新たな出品作品のためにユマ・サーマン、ブルーノ・ガンツ、マット・ディロンが主演する連続殺人ドラマを描く同作を確保することを熱望しているようだ。

4月17日にフランスのラジオ局ヨーロッパ1でフレモーは、カンヌ国際映画祭会長のピエール・レスキュールが、“映画監督として再びトリアー監督のための場所を作る時が来た”と考え、トリアー監督の出入り禁止を解除する作業に取り掛かったと語った。フレモーは明言を控えたが、近く発表される可能性がある。

IFCフィルムズは、『The House That Jack Built(原題)』の米国での配給権利を獲得した。同社はまた欧州の大半での配給権利も獲得している。

トリアー監督が率いる製作会社ゼントロパは、セクシュアル・ハラスメントの疑惑を受けて、2017年12月に共同創業者のピーター・オールベック・イェンセンを追放した。一方でトリアー監督は、映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』の撮影現場でトリアー監督からハラスメントを受けたという歌手のビョークの訴えを否定した。


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  • 元記事著者:Henry Chu
  • 翻訳者:Yuka Ueki
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