2017/12/28 10:30

2017年の北米の映画興行収入、3年ぶりに下落へ

映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が4億ドル以上の興行収入を記録しているにもかかわらず、2017年の北米の映画興行収入は昨年の113億8千万ドルから2.5%減少することになる。

クリスマスまでの米国内の興行収入は106億8000万ドルで、昨年の同時期と比べて2.7%減少した。興行収入を分析するコムスコアによれば、2017年最後の6日間は、昨年末の最後の6日間の合計4億800万ドルと2015年の最後の6日間の合計4億3100万ドルの間に落ち着くと予測されている。

2017年の最終的な数字は、110億9000万ドルから111億1000万ドルの間になるとみられ、昨年の最終興行収入よりも2億7000万ドル減となる。

12月26日(現地時間)、コムスコアのシニア・メディア・アナリストのポール・ダーガラベディアンは本紙ヴァラエティに、「おそらく111億ドルあたりの数字までは巻き返すだろう」と、語った。

最終的な米国内興行収入は、2番目に高い興行収入を記録した2015年の111億4000万ドルよりわずかに下回ると見られているが、年間興行収入が110億ドルを越えるのは3度目となる。2012年は108億ドル、2013年は109億ドル、2014年は104億ドルに落ち込んだ。

2017年は、映画『ゲット・アウト』、映画『スプリット』、映画『美女と野獣』など期待以上に幸先の良いヒット作品に恵まれ、米国内ではわずか8作品で5億ドルに達した。今年の夏に公開された映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』、映画『ワンダーウーマン』は予想を上回り、映画『スパイダーマン:ホームカミング』と映画『ダンケルク』は順調に夏の中盤の記録を作った。しかしその他の作品は振るわず、ここ10年で初の40億ドルを下回る結果となった。

9月に公開された映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』、11月に公開された映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』、輝かしい功績の『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(最初の11日間で3億9600万ドルを記録)のおかげで、今年は110億ドルを上回る見通しだ。

クリスマスの興行収入合計は8000万ドルで、そのうち『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が2700万ドル、映画『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』が1900万ドルを記録した。2016年のクリスマスの興行収入よりも300万ドル減で、2015年からは2300万ドル減となった。

米国内の2017年の最後の6日間は例年よりも活発だ。2016年の最後の6日間は1億2200万ドルを記録した映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』が主力となった。2015年の最後の6日間は2億1200万ドルを記録した映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が主力となった。

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は恐らくこの2作品の間に落ち着くだろう。次いで、公開1週間弱で7200万ドルを記録した『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』と、公開最初の4日間で2650万ドルを記録した米ユニバーサル・ピクチャーズによるコメディ映画『Pitch Perfect 3(原題)』が続く。


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