2017/12/9 08:01

クイーンの自伝的映画、「現場に来なくなった」ブライアン・シンガー監督を解雇し新監督を指名

米FOXは、ブライアン・シンガー監督の降板を受けて映画『Bohemian Rhapsody(原題)』の新監督にデクスター・フレッチャーを指名した。

来週からロンドンで撮影を再開する。フレッチャー監督はFOXが配給した映画『イーグル・ジャンプ』や映画『ワイルド・ビル』を手掛け、また映画『キック・アス』や映画『スターダスト』に出演している。

12月6日午後(現地時間)にFOXが発表した。契約規定によってシンガー監督の解雇を発表した2日後だ。シンガー監督の解雇理由は明らかにされていないが、情報筋によれば、撮影現場に度々現れなかったことが原因だという。

同作の撮影はロンドンで進行中で、TVシリーズ『MR. ROBOT/ミスター・ロボット』のラミ・マレックがクイーンのフロントマンのフレディ・マーキュリー役を演じる。製作はニュー・リージェンシーとGKフィルムズ。

FOXは2018年12月25日(現地時間)の公開日の予定を変更していない。情報筋によると、約2週間分の撮影が残っているという。

シンガーが欠勤している間、撮影監督のニュートン・トーマス・サイジェルが数日間に渡り監督を務めなければならなかったと、複数の情報筋が本紙ヴァラエティに明かした。また、マレックはシンガーの欠勤はプロ意識に欠けるとして、不満を漏らしていた。

シンガーは彼の両親の1人の健康問題による休暇を与えなかったとFOXを批難した。FOXが12月4日(現地時間)に彼の解雇を発表した数時間後、弁護士を通じて声明を発表している。

グレアム・キング、シンガー、クイーンの長年のマネージャーのジム・ビーチがプロデュースを手掛ける。デニス・オサリヴァン、アーノン・ミルチャン、ジェーン・ローゼンタールがエグゼクティヴ・プロデューサーを務める。

FOXは12月1日(現地時間)に『Bohemian Rhapsody(原題)』は撮影を一時中止したと発表し、理由を「ブライアン・シンガー監督の予期せぬ不測の事態」と説明していた。

また、情報筋は今週、ジム・ビーチ役を演じるトム・ホランダーはシンガーの振る舞いが原因で役を降りたが、復帰するように説得されていたと明かした。

52歳のシンガー監督は、映画『ユージュアル・サスペクツ』、2016年公開の『X-MEN:アポカリプス』を含めた『X-MEN』シリーズ4作品、映画『ジャックと天空の巨人』、『スーパーマン リターンズ』などを監督した。

ベン・ハーディが、クイーンのドラマーのロジャー・テイラーを演じる。グウィリム・リー(TVシリーズ『ホロウ・クラウン/嘆きの王冠』)がリードギタリストのブライアン・メイを演じ、ジョゼフ・マゼロ(映画『ソーシャル・ネットワーク』)がベーシストのジョン・ディーコンを演じる。ルーシー・ボーイントンが、マーキュリーの長年のパートナーのメアリー・オースティンを演じる

マーキュリーは、楽曲『ボヘミアン・ラプソディ』、楽曲『キラー・クイーン』、楽曲『愛にすべてを』、楽曲『ドント・ストップ・ミー・ナウ』、楽曲『愛という名の欲望』、楽曲『伝説のチャンピオン』含むクイーンのヒット曲を多数作曲した。

マーキュリーは、メイ、テイラーと共に1970年にクイーンを立ち上げ、1991年にHIV/エイズで亡くなった。45歳だった。

ジャスティン・ヘイスが脚本を手掛ける。ロンドン出身のフレッチャーは、WMEとインデペンデントと代理人契約を結んでいる。


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