2017/8/24 08:47

【独占記事】米アマゾン、パヴェウ・パヴリコフスキ監督の映画『Cold War(原題)』を獲得

米アマゾン・スタジオは、アカデミー賞の受賞歴を持つパヴェウ・パヴリコフスキ監督のロマンス映画『Cold War(原題)』の権利を獲得した。

舞台は、民主主義と共産主義の対立が始まった1950年代のヨーロッパで、ポーランド、ベルリン、ユーゴスラビア、パリの4か国にまたがる。契約条件は明かされていないが、すでに数か月にわたって製作が進んでいる。ベルリン国際映画祭でバイヤーたちに初公開された。

パヴリコフスキが脚本と監督を手掛ける。彼にとっては、第87回アカデミー賞と英国アカデミー賞(BAFTA)で外国語映画賞を受賞した映画『イーダ』に続く作品となる。パヴリコフスキは過去にエミリー・ブラントのデビュー作品となった映画『マイ・サマー・オブ・ラブ』や映画『Last Resort(原題)』を手掛けた。

形式上は、大物フィルムメーカーがインディ作品に立ち戻るというアマゾンのモデルを忠実に再現しているように見える。アマゾンは過去に、ケネス・ロナーガン監督の映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』とアスガー・ファルハディ監督の映画『セールスマン』でアカデミー賞を獲得した。次回作には、トッド・ヘインズ監督の映画『Wonderstruc(原題)』、リチャード・リンクレイター監督の映画『Last Flag Flying(原題)』が控えている。アマゾンはこれまで映画配給のために独立系のスタジオとパートナーを組んできたが、今後、その方針は変わっていくようだ。ウディ・アレンの映画『Wonder Wheel (原題)』は、アマゾン自身が出品し、劇場公開する初の作品となる。

米国以外の市場では、フランスのMK2フィルムズとイギリスのセールス会社のプロタゴニスト・ピクチャーズが『Cold War(原題)』の代理人となる。

アポカリプス・ピクチャーズのターニャ・セガッチアンとオーパス・フィルムのエヴァ・プシュチンスカが、フランスのMKプロダクションズと共にプロデュースを手掛ける。彼らは以前にパヴリコフスキと仕事をしていた。


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