2017/6/19 08:00

映画『The Beguiled(原題)』、LAプレミアでニコール・キッドマン、キルステン・ダンスト、エル・ファニングがソフィア・コッポラを称賛

6月12日(現地時間)、第70回カンヌ国際映画祭で女性で史上2人目となる監督賞を受賞したソフィア・コッポラが、全米監督協会がハリウッドで開催した映画『The Beguiled(原題)』のプレミア上映に登場した。同作は、フォーカス・フィーチャーズが配給を担う。

プレミア上映と式典には、『The Beguiled(原題)』で主演を務めるニコール・キッドマン、キルステン・ダンスト、エル・ファニング、アディソン・リーケ、エマ・ハワードが、プロデューサーのユーリー・ヘンリー、エグゼクティブ・プロデューサーのフレッド・ロスと共に出席した。

ファニングにとって、ルイジアナを舞台とする南北戦争時代のストーリーの同作の撮影は、締め付けられた呼吸のしづらい衣装を除いては、おそらく “楽しい” 体験だったようだ。

ファニングは、「衣装が本当に素晴らしかったです。コルセット以外は」「あれは最悪でした」と、冗談ぽく語った。

ただし、コッポラ監督は自身の持つビジョンを正確に描いた。そして、出演者とクルーは、コッポラ監督の手腕を絶賛した。

プロデューサーやライン・プロデューサーとしてこれまでも映画『ブリングリング』、映画『Somewhere(原題)』でコッポラ監督と共に働いたヘンリーは、「プロデューサーとして仕事する時は、多くの肩書を持ち沢山のタスクを抱えています。ソフィア(コッポラ監督)のような人と一緒に仕事するるのは、全て価値があることなのです」と語り、「ソフィアと一緒に仕事すると、最終的な成果を心から信頼することができます。芸術家として、人間としてもソフィアのような人は尊敬できます」と、続けた。

サンセット・タワーホテルで行われたアフター・パーティーで、ゲストにはシャンパンと映画をテーマにしたオードブルが振舞われた。

クエンティン・タランティーノは、ティム・ロスとホテルのプールで交流した後、コッポラによるリメイク版映画と1971年に公開されたドン・シーゲルによるクリント・イーストウッドとジェラルディン・ペイジ出演のオリジナル版映画『白い肌の異常な夜』の芸術的な相違点を議論した。

タランティーノは、「ソフィアは最初の作品に対してとても忠実でした」と語り、「しかし彼女はまた、シーゲルの作品中盤にある夢のエピソードを取り除きました。単に必要ではなかったのでしょう。ソフィアはそれが必要ではないと分かっていた。とても賢明な判断だと思います」と、続けた。

会場にはコッポラ監督の従姉妹のジェイソン・シュワルツマン、ラシダ・ジョーンズ、モリー・シャノン、ベン・リー、アイオン・スカイ、テレビシリーズ『シェイムレス 俺たちに恥はない』に出演するエマ・ケニー、コートニー・ラブと娘フランシス・ビーン・コバーンなど、多くの有名人がゲストとして招かれた。

『The Beguiled(原題)』は、ニューヨークとロサンゼルスで6月23日に先行劇場公開され、6月30日に米劇場公開となる。


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