2017/6/6 13:00

ドナルド・トランプ米大統領、テロ発生後のポリティカル・コレクトネスについてロンドン市長を批判

ドナルド・トランプ米大統領は4日(現地時間)、ロンドン中心部で6月3日に起きたテロ攻撃についてツイッターに何度か書き込みを行った。一連のテロ事件では、7人が死亡し48人が病院に搬送された。3人のテロリストは、ロンドン橋近くにある食品市場 “バラ・マーケット” で刃物を用いて人々に切りかかり、その後ワゴンでロンドン橋の歩行者を次々とはねた。3人のテロリストは現場で警察に射殺された。

トランプ米大統領は、「ポリティカリー・コレクト(政治的に差別や偏見を含まず中立であること)を止めて、国民の安全のために本腰を入れて取り組まなければならない。賢明にならなければ事態は更に悪化するだけだ」とツイートし、「テロ攻撃で少なくとも7人が死亡し48人が負傷した。そして、ロンドン市長は『恐れる理由はない』と言っている!」と、続けて投稿した。

批判を向けられたロンドン市長サディク・カーン氏は、広報担当者を通じて、「意図的に文脈を無視して状況を理解していないドナルド・トランプ米大統領のツイートに反応するよりも、もっと重要な仕事がある」と、声明を発表した。

さらにトランプ米大統領は、銃規制に関する議論に話題を変えた。「今回、銃規制に関する議論が行われていないことに気づいているだろうか?それは、ナイフとトラックが利用されたからだ!」と、ツイートした。

一連の呟きは、テリーザ・メイ英首相がこの3ヶ月以内にイギリスで起きた3度目のテロ攻撃に対処するために開催した緊急治安閣僚会議(COBRA)の後に行われた。5月にマンチェスターで行われたアリアナ・グランデのコンサートでは、会場が自爆攻撃を受け22人が死亡した。この事件を含む一連のテロ攻撃で、少なくとも36人の命が奪われた。

一連の事件は、現地時間の3日深夜から4日の早朝にかけて依然として進行中であったが、トランプ米大統領は、大いに議論されている渡航規制を宣伝するなど、ツイッターでステイタスをコメントした。

テロ発生後、ロンドン警視庁はロンドン東部バーキングで容疑者と見られる男8人と女4人を拘束した。

今回の事件は、新たな政権を選ぶ英総選挙から1週間を切った時期に起こった。


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  • 元記事著者:JD Knapp
  • 翻訳者:Yuka Ueki
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