2017/5/23 11:33

マイケル・ムーア、トランプ大統領をテーマにしたドキュメンタリー映画『Fahrenheit 11/9(原題)』でハーヴェイ・ワインスタインと再びチームを組む

ボブ・ワインスタインとハーヴェイ・ワインスタインは、マイケル・ムーア監督が製作中のドナルド・トランプ大統領をテーマにしたドキュメンタリー映画『Fahrenheit 11/9(原題)』の国際配給権を獲得した。

配給権は、ワインスタイン兄弟が率いるフェローシップ・アドベンチャー・グループで取得した。タイトルにある「11/9」は、トランプ大統領が11月9日に米国大統領の勝利宣言をしたことにちなんでいる。

ムーアは昨年の6月、ミシガン州、ウィスコンシン州、ペンシルバニア州でトランプが票を獲得し、当選することを予測していた。

ムーアは、映画『華氏911』のメンバーと再びチームを組む。ドキュメンタリー監督とプロデューサーのメガン・オハラ、ティア・レッシン、カール・ディールらが含まれる。5月16日(現地時間)の発表では、まだ内容は明かされなかったが、トランプ氏の「テフロン製の」頑強な盾と大統領職を暴くものになるという。

ムーアは「我々が彼に何を投げつけても、上手くいかなかった」とし、「何が明らかになっても、彼は立ち続ける。事実や現実、論理的なやり方では彼を打ち倒すことはできない。彼は、たとえ自ら墓穴を掘った場合でも、次の日には起き上がり、ツイートし続ける。しかし、この映画で、それもすべて終わる」と語る。

2004年にワインスタイン兄弟の手により公開されたムーア監督の『華氏911』は、全世界で2億ドル以上の興行収入を記録した。フェローシップ・アドベンチャー・グループがライオンズゲートと共同で配給した。『華氏911』は2004年のカンヌ国際映画祭でパルムドール賞を受賞した。

今週、カンヌ国際映画祭でワインスタイン・カンパニーの最高執行責任者であるデヴィッド・グラッサーは、同社は海外と国内の両方で流通の可能性を探ると語った。

ワインスタイン兄弟は「私たちにできるのは、マイケル・ムーアの力を大衆に向けることです。『華氏911』で一緒に仕事をした当時、我々は最終的に米ウォルト・ディズニーとミラマックスから離れることになりました。なぜなら、私たちはメッセージを強く信じたからです。作品は当時の様々な記録を打ち破りましたが、それをまた、もう一度やるつもりです。同作の配給計画は、かつてない革新的なものとなるでしょう。今まで以上に、マイケルの真実への探究心は重要となります。我々はこの革命の一員であることを幸せに思います」と、語った。

『華氏911』はジョージ・W・ブッシュ元大統領と対テロ戦争について暴いたものだ。カンヌ国際映画祭で公開し、20分間のスタンディング・オベーションを受けた。

ムーアは2002年の映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』で第75回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を獲得している。


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