映画『ワイルド・スピード』のシリーズ8作目、監督はF・ゲイリー・グレイに決定
プロデューサーのヴィン・ディーゼルによると、映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』を監督したF・ゲイリー・グレイが映画『ワイルド・スピード』のシリーズ8作目の監督に決まった。
グレイは10月9日、来年撮影する次回作に監督として参加することに決まったと、自身のツイッターで発言した。
Cant ask for better partners than Vin, Neal & Universal. Excited to bring u the next chapter of the #FastFamily saga pic.twitter.com/zRGre14kKO
— F Gary Gray (@FGaryGray) October 8, 2015
主人公を演じるディーゼルをはじめ、ドウェイン・ジョンソンやリュダクリス、タイリース・ギブソンらお馴染みの人物が出演するほか、ジェイソン・ステイサムとカート・ラッセルも帰ってくる。
ディーゼルはニール・H・モリッツと共同でプロデュースする。
米ユニバーサルとディーゼルとモリッツは、映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』を手掛けたジェームズ・ワンが8作目の監督を辞退したため、次の監督を探すことに注力してきた。ユニバーサルはすでにシリーズの4作品を手掛けているジャスティン・リン監督に打診したが、映画『スター・トレック』のシリーズ3作目のスケジュールと重なったため話がなくなった。
その他、映画『シグナル』のウィリアム・ユーバンク、映画『ザ・ゲスト』のアダム・ウィンガード、映画『グランド・イリュージョン』のルイ・ルテリエも候補に挙がっていた。ディーゼルは火曜日夜のフェイスブックでグレイと面会したことを明かし、彼が撮影に加わることに期待するとしたが、まだ契約には至っていないと綴っていた。
グレイはヒップホップグループN.W.Aの伝記的な映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』を成功に導いたことで、今やハリウッドで熱い注目を浴びる監督の一人となっている。期待以上のセールスを上げただけでなく(2000万ドルの低予算映画にもかかわらず、1億5千万ドルの興行収入を得た)、批評家たちの称賛を浴び、オスカー受賞の呼び声も高い。
グレイはUTA(ユナイテッド・タレント・エージェンシー)、プリンチパート・ヤング・エンターテイメント、ニーナ・ショー弁護士と代理人契約を結んでいる。
- 元記事著者:Justin Kroll
- 翻訳者:AyaSasaki
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