2016/11/26 10:59

宮崎駿、長編映画への復帰を匂わせる

Governors Awards, Los Angeles, America - 08 Nov 2014

伝説的な日本のアニメーター宮崎駿が、長編映画への復帰を匂わせた。

NHKのテレビ番組による取材に対して、宮崎は、三鷹の森ジブリ美術館で上映するために製作してきたCGの短編映画『毛虫のボロ』を長編映画に変えることについて言及した。

本件について、宮崎は30年にわたって自身の創作の現場となってきたスタジオジブリのベテランプロデューサー、鈴木敏夫と話し合ったとコメントした。「まだ妻にも言ってない」という。「だから言うときは、途中で死ぬことも十分考えられるから、そういう覚悟でやるから、認めてくれって言うしかないですね」(宮崎)。本作の製作や公開予定日について、公式な声明はまだない。

現在75歳の宮崎は、2013年の9月に最後の長編として第二次世界大戦をテーマとする映画『風立ちぬ』を公開した後、長編映画の製作からの引退を宣言していた。

番組の中で、鈴木は宮崎がキャリアを通じて用いてきた手描きアニメーションというスタイルと決別したとして、「『毛虫のボロ』は、宮さん(宮崎監督)にとってCGとの格闘でした」とコメント。「宮崎駿は、死ぬまで映画を作る人です」と語る。「ジブリは、宮さんが映画を作り続ける限り続きます」(宮崎)。

『風立ちぬ』と、その前に宮崎が監督を務めた2009年公開の映画『崖の上のポニョ』の間には5年の隔たりがあった。もし、宮崎とスタジオジブリが通常のペースで製作するとなれば、新作は宮崎が80歳となる2021年の公開となる。

宮崎が誇る数多くの栄誉の中には、2014年の11月に行われた第6回ガバナーズ賞の授賞セレモニーにおいて、生涯の功労を称えて送られたアカデミー名誉賞がある。


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