2016/10/1 08:00

マーティン・スコセッシ監督の映画『沈黙-サイレンス-』、アカデミー賞シーズンに劇場公開へ

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マーティン・スコセッシ監督が手掛ける情熱的なプロジェクトで、封建主義下の日本におけるイエズス会の神父の姿を描く映画『沈黙-サイレンス-』が、賞レースシーズンに劇場公開されることが決定した。同作の劇場公開決定により、米パラマウント・ピクチャーズがアカデミー賞候補作を手中に収めたと信じていることが伺える。

この宗教的な大作映画は、1月の拡大公開を前に12月23日から限定劇場公開となる。同日に広範囲で劇場公開する他の映画作品のスケジュールはまだ出ていないが、ファンタジー・アドベンチャー映画『A Monster Calls(原題)』は同日に限定劇場公開する。さらにこの季節は、ホリデーシーズンを活かそうと各スタジオが名作映画や商業的なプロジェクトを次々と公開する、1年のうちで劇場公開が混雑する時期だ。アニメミュージカル映画『SING/シング』、ビデオゲームの映画版『アサシン・クリード』、ジェニファー・ローレンスとクリス・プラットが共演するSFロマンス映画『Passengers(原題)』が、『沈黙-サイレンス-』の2日前に劇場公開する。

『沈黙-サイレンス-』は、アンドリュー・ガーフィールド、リーアム・ニーソン、アダム・ドライヴァーが出演し、スコセッシ監督と映画『ギャング・オブ・ニューヨーク』、映画『エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事』でチームを組んだジェイ・コックスが脚本を執筆した。同作は20年以上に渡って開発され、ダニエル・デイ=ルイス、ベニチオ・デル・トロ、ガエル・ガルシア・ベルナルが様々なポイントで同作に関わったが、他の作品のために出演は叶わなかった。5000万ドルという高額の製作費を集めるのは決断力のいる仕事だった。

スコセッシ監督は、12回に渡りアカデミー賞にノミネートされており、2007年に、レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、マーク・ウォールバーグ、ジャック・ニコルソンが出演した映画『ディパーテッド』でアカデミー賞監督賞を受賞した。『沈黙-サイレンス-』がアカデミー賞の栄冠に輝くためには、エマ・ストーンとライアン・ゴスリングが共演するミュージカル作品で好評価を受けている映画『La La Land,(原題)』や、ケネス・ロナーガン監督による家族の悲劇を描いた映画『Manchester by the Sea(原題)』、デンゼル・ワシントンのオーガスト・ウィルソンの名作戯曲の映画版『Fences(原題)』といった有力作品に勝る必要がある。


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  • 元記事著者:Brent Lang
  • 翻訳者:Yutaka Kishi
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